昔も今も

 

センつる&ガ―プで、若い頃妄想。

*言葉遣いが悪いので注意。(0巻のイメージから。)

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

ガ―プはおつるさんが好きだし、気に入っているけど、あっさり他の女性と結婚して、

「あれ?おまえ、なんでだ!?」

「なんでも何もなんだ?おまえこそおつるちゃんに告白しないのか?」

「〜〜〜〜〜!!」

「あー、そうか。もう振られていたんだっけなぁ。」

「余計なお世話だ!!」

「センゴク、手紙だよ。」

「おつるさん!?」

「おお、おつるちゃん♪」

「どれどれ・・・・・・。」

「へえ、また見合いの話か。」

「アンタもそろそろ相手決めたら?」

「・・・・・・。」

「じゃあ、私は行くから。」

「・・・・・・。」

「おーい、センゴク、そう落ち込むなよ。そりゃ大本命にあんなこと言われてへこむなっていうのも無理あるけどよ。」

「うるせえな。どうせおれはまったくもってこれっぽっちもおつるさんに想われてなんかねえよ。」

「だからそうひがむなよ。で、どうすんだ、見合い?」

「受けないわけにもいかないだろ。行くだけ行くさ。」

「ちゃんと断られてこいよ。」

「ああ。」

「あ?今の冗談だぜ?」 

「ふざけるな!どうしておつるさん以外の女性と結婚しなきゃならねえんだ!!」

「おれに当たるなよ。おまえの立場上、あれやこれやは降りかかってくるもんだろ!?」

「・・・・・・任務のことはいい。せいふからの命令ならやるさ。でも、おつるさんのことは別だ。」

「それごろうせいからだって、さっきおつるちゃん言ってなかったか?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・そ、それとこれとは別問題だ!!」

「あー、あー、わかった、わかった。せいぜい見合いの話を避けつつ、おつるちゃんを口説き倒せよ。」

「言われなくてもおれの気持ちは変わらねえよ。」

「でも勢い謝って押し倒しはするなよ。」

「貴様!そういう話はするなって昨日約束したばかりじゃねえか!!!」

「悪い、悪い。そう人の胸倉をつかむなよ。」

「おつるさんに――。」

「ん?」

「おつるさんに、そんな真似はしないって決めてんだよ。」

「ふう〜。そうか。そんじゃ大事にしろよ。まあ、(おつるちゃんとセンゴクには)まだ早いしな。」

「『まだ』とか言うんじゃねえ!!!」

と言った会話を20代くらいのセンゴク、ガ―プが交わしていて、しかもそれが、おつるさんに筒抜け(割と側で任務に就いていた。)という話、でした。

(ほんと、男って馬鹿ね。)と思いながらもセンゴクの一途な気持ちに極々わずか心の琴線が自分でも気づかぬ間に揺れているつるであった。