おつるさん情報

 

 *注意*

 ・24年3月2日発売の“ワンピースのキャラブック”のネタばれを含みます。

 ・下ネタもあるギャグです。(ご、ごめんんんんアセ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とうとうこの時がきた。

ゴクリと唾を飲みページをめくる。

おつるさんの紹介ページだ。

「!!!!!?」

そこにはおつるさんの誕生日が書かれていた。

おれは叫んだ。

「おつるさんのスリーサイズが載ってねェ!!!」

「何言ってるんだい、この子は。そんなもの載せるわけないだろう!?」

「だってよう・・・・・・。」

「当然だ。海のクズが!!そもそもおつるさんのスリーサイズを知っているのはおれだけで十分だ!!」

「ちょっと待てよ。」

「ちょっと待ちな。」

「あ、ああ、あー、あれだ。仕事でだな、健康診断の結果は中将以上については私が目を通す事になっているわけでだな――。」

「最低だな、てめー。んなこと言っておつるさんの毎年の記録が頭に入ってんだろ!?ちっ、とっとと教えやがれ!!」

「ふざけるな!誰が貴様になど・・・・・・!!」

「そう言えば、7年前の結果は確か――。」

「それならおつるさん、特に変化は見られなかったぞ。全部同じ数値だった。」

「へええ、さすがはセンゴクだねえ。アンタなら十何年前の記録まできっちり覚えているんだろうね?」

「無論、おつるさんのなら、いや、仕事に関わる事ならちゃんと覚えて――。」

「・・・・・・。」

「おお〜、いいじゃねえか。おつるさんのその冷たい目、久々に見たぜ。」

「うるさいよ、とっとと帰りな。」

「なんだよ、おつるさん。おれに当たるくれーなら、いっそおれの胸に飛び込んで来ていいんだぜえ。んな、ジジイよりおれの方がいいに決まってるからなあ〜。」

「海賊に興味はないね。」

「海兵ならいいのか?」

「えっ?」

「その・・・おれなら・・・・・・いいのか?」

「!!馬鹿っ!!」

「!?」

「?!」

「おーおー、センゴクよお、なんでおれまで干されなきゃあいけねーんだよ!!」

「貴様はおつるさんに洗われたいといつも言っているじゃないか!!」

「てめーなんかと一緒に干されてもうれしくもなんともねえよっ!!何よりなんであそこでおつるさんが照れて部屋を出て行くんだよ!」

「おまえ・・・・・・泣いているのか?」

「うるせえ!おつるさんはてめーなんぞに渡さねえからな!!!」

「おれとて貴様におつるさんは渡さんわ!!!」