おつるちゃんを守り隊!ご老星こと、五レンジャー参上!!

 

おつるさん&ご老星VSセンゴクさん(笑)

はっちゃけたご老星(おつるさん大好き!!)でも良い方は続きをどうぞ〜。

     

     

     

     

     

     

     

     

ラジオをつけた。

そこから流れてきたのはニュースではなく、

「○○を守るためやって来た!〜〜!!なんとか五レンジャー参上!!」

という戦隊物の放送であった。

                

「なんだこれは?」

「さっぱりわからん。」

「我々には関係のないことだ。」

「確かに。」

「いや、待て!」

                   

各々妄想タイ〜ム♪

                  

同時に口を開いた五人の声が重なる。                  

『おつるちゃんを守り隊!ご老星こと、五レンジャー参上!!』

                   

「完璧じゃないか!」

「つい、ちゃん付けでおつるさんの事を呼んでしまった・・・・・・。」

「我々に相応しい任務だな。」

「今すぐおつるさんに会いたい。」

「それは私もだ!!」

                

「ところで、5人にはそれぞれイメージカラーなるものがあるようだぞ。」

「うむ。ならばおつるさんのイメージカラー5色から割り当てようではないか。」

                 

「オレンジ。明るい色が似合っている。後、遠くからでも分かるのが視力の良くない私にとってもうれしいものだ。」

            

「紫。高貴な者が身につけるという意味でもおつるさんに合っていると言えよう。」

                

「白。清純、潔白、正義の白!まさにおつるさんのための色。そして、ウェディングドレスも基本白だな。白無垢も捨てがたいが・・・・・・。」

              

「黄。ブレスレットは黄というよりも金な気も(シャレではないぞ!!)するが、レンジャーの場合は、黄の方がよいだろう。」

                 

「緑。ピアスの緑。これもエメラルドグリーンと言うべきかもしれないが、長々と名乗っているうちに、おつるさんを守れなくなってしまったのでは本末転倒だからな!」

              

「さて、色が決まったのはいいがここからが問題だ。」

               

・・・・・・・・・・・・。

               

「――という理由により、我々のうち、誰がどの色に就くべきかの判断を頼みたく、ここに書状を送る。」

            

「おつるさん、何を読んでいるんだ?」

「ちょっとね。」

「?」

「大丈夫だよ。すぐに返事を出させて頂くからね。」

「おつるさんがそのように敬語を使うということは・・・・・・ご老星からか!?」

「・・・・・・。」

「だからか。その山積みになっている贈り物もご老星からだろう?いつもあの方たちは(おつるさんのことになると)大げさ過ぎる。」

「滅多なことを言うもんじゃないよ。誰が聞いているかわかりゃしない。」

「ふう。そうだな。案外自分たちでその手紙を届けて、おつるさんの返事が書き終わるまでこっそり様子見をして、返事が書き上がる頃にどこからともなく現われそうだからな。」

                    

(むっ!全部行動を読まれているぞ!!)

(それよりもセンゴク、あやつおつるさんに近づき過ぎだ!)

(うらやましい。)

(あぁ、私は何色だろうか?)

(おつるさん・・・・・・。)